北海道スキー場ゲレンデ情報

中山峠スキー場

中山峠スキー場

例年11月中旬の初滑りから5月下旬の春スキー&スノーボードまで、半年以上のロングシーズン滑走可能!

毎年11月、札幌の市街地の紅葉が見頃を迎える時期になると、山々は本格的に白く雪化粧を始めます。標高980~790mの高所に位置する「中山峠スキー場」は、北海道内でも札幌国際や層雲峡黒岳ロープウェイと並び、天然雪100%で日本最速オープンをするゲレンデのひとつ。しかも、ベース標高の高さが手伝い、札幌市街から約1時間の距離にあるにも関わらず、例年5月下旬までリフト運行し、シーズンによっては実に半年以上もスキー&スノーボードの滑走が可能なスキー場です。

ゲレンデ構成は、ペアリフト1基にコース4本。ただ、正面のオープンバーンを滑るラインによってコース分けをしているため、実際には2コースほど。かつてはリフト2~3基、コース5本、ナイター営業といった時代もあり、今でも随所にリフト支柱などの当時の名残がそのまま残されています。
メインとなるバーンは、正面の「ファミリーコース」と「シルバーコース」、右手の「ダウンヒルコース」の3本。上部では、リフト降り場や立木でコース分けされていますが、中間部でオープンバーンとなります。しかし、しっかりと住み分けが図られているのが中山峠スキー場の素晴らしいところ。ゲレンデに向かって左のリフト側から、モーグルバーン、ポールバーン、フリーバーン、ファンパークとレーンで仕切られ、各ジャンルのゲストが混在しないよう工夫がされています。

近年の中山峠スキー場を語る上で外せないのが、ファンパークの存在。今では各スキー場に設置されるようになったキッカーやレール、ボックス、スパインなどのアイテムのほか、積雪状態により、バックカントリー気分を味わえる倒木をイメージしたアイテムなども登場します。また、4月以降の春スキーシーズンになるとアイテムの巨大化が進み、キッカーのサイズは道内トップクラスのサイズとなるシーズンも。毎年、シーズンの締め括りに中山峠スキー場のキッカーを飛ぶというのを目標としているライダーもいるほどです。

11月~12月までの積雪期は極上のパウダースノーを堪能し、4月以降のスプリングシーズンはテレインパークで遊ぶ。季節によって様々な楽しみ方が出来る、とても貴重なスキー場です。

NAKAYAMA PASS Statistics
Summit Elevation (山頂標高) 980m(3,215')
Village Base Elevation (山麓標高) 790m(2,591')
Skiable Vertical (標高差) 190m(623')
Longest Run (最長滑走距離) 1,400m
Terrain Type (ゲレンデ構成) 10% novice (green circle), 60% intermediate (blue square), and 30% expert (black diamond)
Terrain Park (テレインパーク) ダウンヒルコース
Types of Lifts (リフト) 1 lifts total including 0 high speed lifts
Official Web (公式ホームページ) http://www.nakayama-ski.com/