北海道ゴルフ情報サイト GOLF Freaks TOP  > 北海道ドライブレポート 愛国駅~三国峠へ

北海道ドライブレポート

初秋の北海道ドライブレポート愛国駅~糠平湖~三国峠
愛国駅

現在、駅周辺には記念公園や資料の展示、また構内にはSL車両が展示され、いずれも無料で見学することが可能となっています

愛国駅

今や夏の道東観光の定番になった旧国鉄広尾線の愛国駅。1987年に路線ごと廃止となりましたが、2つ先の幸福駅とともに鉄道ファンならずとも多くの観光客が訪れるハッピースポットです。

現役当時から縁起の良い駅名にちなんだ「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで一躍有名になり、NHK番組『新日本紀行』の中で【幸福への旅~帯広~】として紹介されたことで全国的な知名度を獲得しました。

愛国駅
  • 駅舎脇には切符の形の記念碑が。
愛国駅
  • まるで現役駅舎の様な佇まい。
愛国駅

糠平湖

糠平湖は、北海道で2番目に大きな人造ダム湖。旧国鉄士幌線のアーチ橋群が見られることで有名な湖ですが、夏は水量が多く代表的な「タウシュベツ川橋梁」は見ることが出来ません。湖畔には廃線跡をたどる「北海道自然歩道・糠平湖を巡る道」が整備され、北海道の大自然の中をゆっくり散策出来る遊歩道になっています。

また、その廃線の一部を利用した足こぎの木製軌道トロッコ「森のトロッコエコレール」は自転車の前輪がトロッコになっていて誰でも気軽に大自然を満喫出来ますよ。

扇ヶ原展望台
  • 道中の扇ヶ原展望台では雄大な十勝平野を一望出来ます!
扇ヶ原展望台
  • 展望台からは東ヌプカウシヌプリが間近に迫る。
糠平湖
糠平湖
  • どこまでも続きそうな旧国鉄士幌線の廃線跡遊歩道。
糠平湖
  • 見所には案内標識も整備されていて参考になります。
糠平湖
  • アーチ橋で有名なタウシュベツ川橋梁は現在水没中で姿は見えず…。再び現れるのは冬になります。
三国峠

道路は良く整備されて非常に走り易く景色に見とれがちになりますが、野生動物の出没頻度も高く、エゾシカやキタキツネはもちろん、ヒグマの目撃情報も絶えない地域。ガソリンスタンドも無く、夜は真っ暗なので、スピードを控える等くれぐれも通行には注意しましょう。

三国峠

国道273号線、最高地点の標高が1,139mの三国峠は自動車が通行できる北海道の峠としては最も高い所にある峠です。その名の由来は、かつて「石狩国」「十勝国」「北見国」の境界付近にあったことからとされています。

周囲一帯は「大雪山国立公園」の深い樹海が広がり、まさに手つかずの自然が残ります。春は新緑、夏の絨毯のような濃緑、秋の紅葉、冬は一面銀世界と四季折々の景色を感じることが可能です。

三国峠